■ 住まいの外を明るく彩る照明
昼夜で異なる印象を与える外構にするためには、照明の設置が効果的です。
照明の設置方法や照射角度、種類にこだわることで、夜間の住宅がより一層印象的なものになります。
また夜間でも照明を明るくすれば、暗がりで見えなかった段差などが見えるようになり、安全面の確保も可能。
もちろん防犯性を考慮しても照明は有効なため、暗がりをできるだけ減らし、不審者が寄り付きにくい住宅環境にしておきましょう。
■ 外構照明の種類
□ボラードライト
「ボラードライト」と呼ばれる車止めに似た形の庭園灯です。
お庭の周囲や植栽周辺で使用されることが多く、ふんわりと照らされた雰囲気は非常に情緒的です。
□アッパーライト
高い位置に設置し、天井や壁を照らす照明です。
室内で上部を照らすスタンド型のライトも同じ呼び方をしますが、外構照明では庭先などで使用されます。
□フットライト
足元を照らす照明で、地面に埋め込むものもあります。
玄関アプローチなどでの設置が多く、明るさはあまりありませんが、夜間の通り道が分かりやすくなります。
□スポットライト
特定の場所を照らす照明で、お庭の植物や玄関の表札といったポイントで照らしたい箇所を演出してくれます。
■ 外構照明を選ぶ際のポイント
最近では様々なニーズに合わせた照明が数多く出ているため、豊富なバリエーションの中からお住まいに合ったものを選ぶのが難しいと感じられるかもしれません。
しかし大切なのは、「なぜ照明を設置するのか?」「その理由にあった照明であるか?」を考慮することです。
外構を華やかにするための場合でも、防犯の場合でも、照明を選ぶ際の理由をはっきりさせれば、選びやすさがグッと増すでしょう。